青木 孝安 | 財団法人 育てる会理事長 |
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都市の子供達に、農山村の豊かな自然の中で真に生きる力を養わせることを目的に、山村留学制度を日本で初めて試み、普及に努めた長年にわたる活動が評価されました。この山村留学制度を通じて、都市と農山村の交流が発展しただけでなく、都市化・核家族化が進む都会の子供達に、自然の恵み、人々の人情、伝統文化等に触れる機会を提供する、新しい教育の形態を生み出しました。 |
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鴨下 重彦 | 社会福祉法人賛育会 賛育会病院院長 |
小児科医として数々の実績を残したばかりでなく、医学教育者としても重要な職責を果たしてきた。活動範囲は、東大医学部長、国立国際医療センター病院長、同総長、そして現在は賛育会病院長として、優しい医療を非常に地味におこなっており、広く医学界にその功績を認められている。高潔かつ人々に信頼される優れた人格に加え、医学関係に止まらず数々の活動をされ、重責を果たしてきたことがみとめられました。 |
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関 幸子 | まちづくり三鷹事業部シニアマネージャー |
SOHOとITをキーワードにした企業支援施設を作り、今までは社会とつながりを持ちにくかった高齢者や主婦を含めた、地域住民参加型のまちづくり構想を推進、三鷹市を"稼げる自治体"へと変化させ、市の活性化・地域コミュニティの強化のために指導的な役割を果たされました。このような行政発のビジネスの仕組み作りは、「三鷹モデル」と呼ばれ、全国の自治体の注目を集めています。 |
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田中 旬子 | 北九州要約筆記サークル月曜会会長 |
21年にわたり、難聴者・中途失聴者の社会的地位の向上と福祉増進に尽力され、福祉政策の重要な一翼を担ってこられました。田中氏自身が要約筆記者として難聴者・中途失聴者を支援しつつ、要約筆記者育成のための活動や、障害者支援活動の啓発にリーダーシップを発揮しておられます。 | |
レシャード カレッド | 医療法人 社団健祉会理事長 |
自らの医院を開く傍ら、2002年にNGO「カレーズの会」を立ち上げ、アフガニスタンの地方や無医村地域において医療活動を行い、過去3年間で約6万人の患者を無料で治療されました。1989年に北イエメン結核対策プロジェクトチームリーダーを務めて以来の長年にわたる難民医療支援に加え、このような国際協力を奨励するための講演・教育活動が認められました。 |
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(五十音順、敬称略、所属・役職は当時の名称を記載) |